DAD_DragEnterEx2 関数 (shlobj_core.h)

[DAD_DragEnterEx2 は Windows 2000 および Windows XP で使用できます。 後続のバージョンでは変更または使用できない可能性があります。 代わりに ImageList_DragEnter を使用してください。]

ドラッグ アンド ドロップ操作中に指定したウィンドウに対する更新をロックし、ウィンドウ内の指定した位置にドラッグ イメージを表示します。

構文

BOOL DAD_DragEnterEx2(
  [in]           HWND        hwndTarget,
                 const POINT ptStart,
  [in, optional] IDataObject *pdtObject
);

パラメーター

[in] hwndTarget

型: HWND

ドラッグイメージを所有するウィンドウへのハンドル。

ptStart

型: const POINT

ドラッグイメージの表示を開始する座標を指定します。 座標は、クライアント領域ではなく、ウィンドウの左上隅を基準にしています。

[in, optional] pdtObject

型: IDataObject*

データ オブジェクトの IDataObject インターフェイスへのポインター。 このデータ オブジェクトには、ドラッグ アンド ドロップ操作で転送されるデータが含まれます。 ドロップが発生した場合、このデータ オブジェクトはターゲットに組み込まれます。 このパラメーターには NULL を指定できます。

戻り値

種類: BOOL

成功した場合は TRUE 、それ以外の場合 は FALSE を 返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shlobj_core.h (Shlobj.h を含む)
Library Shell32.lib
[DLL] Shell32.dll (バージョン 5.0 以降)
API セット ext-ms-win-shell-shell32-l1-2-1 (Windows 10 バージョン 10.0.10240 で導入)

こちらもご覧ください

DAD_DragEnterEx

ImageList_DragEnter