SHCreateShellItem 関数 (shlobj_core.h)
IShellItem オブジェクトを作成します。
メモ この関数の代わりに 、SHCreateItemWithParent または SHCreateItemFromIDList を使用することをお勧めします。
構文
SHSTDAPI SHCreateShellItem(
[in, optional] PCIDLIST_ABSOLUTE pidlParent,
[in, optional] IShellFolder *psfParent,
[in] PCUITEMID_CHILD pidl,
[out] IShellItem **ppsi
);
パラメーター
[in, optional] pidlParent
種類: PCIDLIST_ABSOLUTE
親への PIDL。 この値は NULL にすることができます。
[in, optional] psfParent
種類: IShellFolder*
親 IShellFolder へのポインター。 この値は NULL にすることができます。
[in] pidl
種類: PCUITEMID_CHILD
要求された項目への PIDL。 親情報が pidlParent または psfParent に含まれていない場合、これは絶対 PIDL である必要があります。
[out] ppsi
種類: IShellItem**
このメソッドが戻るとき、 には、新しい IShellItem へのインターフェイス ポインターが含まれます。
戻り値
種類: HRESULT
この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
SHCreateShellItem は 、シェル名前空間項目を表す オブジェクトを作成します。 呼び出し元は 、pidlParent または psfParent で親情報を提供する必要があります。または、呼び出し元は pidl パラメーターに絶対 IDList を指定できます。
この関数には、次の 3 つの有効な呼び出しパターンがあります。
- 親フォルダーは、絶対 IDList pidlParent によって識別されます。 pidl パラメーターは、pidlParent によって識別されるフォルダー内の項目を識別する子 IDList を指します。
IShellItem *psi; SHCreateShellItem(pidlParent, NULL, pidlChild, &psi);
- 親フォルダーは psfParent によって識別されます。
pidl パラメーターは、psfParent によって識別されるフォルダー内の項目を識別する子 IDList を指します。
IShellItem *psi; SHCreateShellItem(NULL, psfParent, pidlChild, &psi);
- 項目は、 pidl パラメーターに渡される絶対 IDList によって識別されます。
IShellItem *psi; SHCreateShellItem(NULL, NULL, pidlFull, &psi);
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | WINDOWS XP と SP1 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | shlobj_core.h (Shlobj.h を含む) |
Library | Shell32.lib |
[DLL] | Shell32.dll |
API セット | ext-ms-win-shell-shell32-l1-2-2 (Windows 10 バージョン 10.0.14393 で導入) |