IQueryAssociations::Init メソッド (shlwapi.h)
IQueryAssociations インターフェイスを初期化し、ルート キーを適切な ProgID に設定します。
構文
HRESULT Init(
[in] ASSOCF flags,
[in, optional] LPCWSTR pszAssoc,
[in, optional] HKEY hkProgid,
[in, optional] HWND hwnd
);
パラメーター
[in] flags
種類: ASSOCF
検索の初期化方法を指定するフラグ。 通常は 0 に設定されますが、次の ASSOCF 値のいずれかを受け取ることもできます。
[in, optional] pszAssoc
種類: LPCWSTR
ルート キーを決定するために使用される Unicode 文字列。 hkProgid に値が指定されている場合は、このパラメーターを NULL に設定します。 4 種類の文字列を使用できます。
ファイル名の拡張子
ファイル名拡張子 (.txt など)。
CLSID
標準の "{GUID}" 形式の CLSID GUID。
ProgID
アプリケーションの ProgID (Wordなど)。Document.8.
実行可能ファイル名
アプリケーションの .exe ファイルの名前。 ASSOCF_OPEN_BYEXENAME フラグは flags で設定する必要があります。
[in, optional] hkProgid
種類: HKEY
ルート キーとして使用されるサブキーの HKEY 値。 検索は、このキーの下でのみ検索されます。 pwszAssoc に値が指定されている場合は、このパラメーターを NULL に設定します。
[in, optional] hwnd
型: HWND
戻り値
種類: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
このメソッドは インターフェイスを初期化し、新しいルート キーを指定する必要があるたびに呼び出されます。 pwszAssoc を使用して、ルート キーを識別する文字列 (ファイル名拡張子、関連付けられている ProgID など) を指定できます。 ルート キーの HKEY 値を指定することもできます。 その後、Init はこの情報を使用して、レジストリ内のルート キーを見つけます。 その後、他の IQueryAssociations メソッドを呼び出すと、そのメソッドが開始点として使用され、ルート キーのサブキー内の情報が検索されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | shlwapi.h |
Library | Shlwapi.lib |
[DLL] | Shell32.dll (バージョン 5.0 以降) |