IApplicationDesignModeSettings::TriggerEdgeGesture メソッド (shobjidl_core.h)

スプーフィングされたエッジ ジェスチャ イベントを、呼び出し元のスレッドのプロキシ コア ウィンドウに送信します。 アプリでサポートされている場合、このジェスチャはアプリのアプリ バーを切り替えます。 呼び出し元は、エッジ ジェスチャをトリガーした入力の種類を指定できます。

このメソッドを呼び出す前に、プロキシ コア ウィンドウを設定するには、 IInitializeWithWindow::Initialize を呼び出す必要があります。 コード例については、「 CoreWindow に依存する WinRT UI オブジェクトを表示する」を参照してください。

構文

HRESULT TriggerEdgeGesture(
  [in] EDGE_GESTURE_KIND edgeGestureKind
);

パラメーター

[in] edgeGestureKind

スプーフィングされたエッジ ジェスチャを生成した EDGE_GESTURE_KIND 入力の種類を示します。 touch (EGK_TOUCH) を指定すると、 StartingCompleted の両方のエッジ ジェスチャ イベントが送信されます。 それ以外の場合は、 Completed イベントのみが送信されます。 次のいずれかの値です。

EGK_TOUCH (0)

エッジ ジェスチャ イベントは、タッチ対応画面のスワイプによって生成されました。

EGK_KEYBOARD (1)

エッジ ジェスチャ イベントは、キーボードの Win + Z キー シーケンスによって生成されました。

EGK_MOUSE (2)

エッジ ジェスチャ イベントは、マウスの右クリックによって生成されました。

戻り値

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 それ以外の場合は、次のような HRESULT エラー コードが返されます。

リターン コード 説明
E_NOT_SET

プロキシ コア ウィンドウを設定するために IInitializeWithWindow::Initialize が呼び出されていません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む)
[DLL] Twinapi.dll

こちらもご覧ください

IApplicationDesignModeSettings