IFrameworkInputPaneHandler::Showing メソッド (shobjidl_core.h)

入力ウィンドウが表示される前に呼び出され、アプリ ウィンドウで使用可能な画面領域の縮小に応じて UI に必要な調整を行えるようにします。 これは、入力ウィンドウと組み合わせて使用されるテキスト ボックスなどの入力要素で特に重要です。

構文

HRESULT Showing(
  [in] RECT *prcInputPaneScreenLocation,
  [in] BOOL fEnsureFocusedElementInView
);

パラメーター

[in] prcInputPaneScreenLocation

種類: RECT*

入力ウィンドウが占有する画面座標を提供する RECT 構造体へのポインター。

[in] fEnsureFocusedElementInView

種類: BOOL*

アプリが現在フォーカスされている要素 (テキスト ボックスなど) をビューに保持しようとする場合に true に設定されている値へのポインター。これにより、アプリで要素の移動や UI の再配置が必要になる場合があります。

戻り値

型: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む)

こちらもご覧ください

IFrameworkInputPaneHandler