IShellBrowser::GetViewStateStream メソッド (shobjidl_core.h)

ビュー固有の状態情報の格納に使用できる IStream インターフェイスを取得します。

構文

HRESULT GetViewStateStream(
  DWORD   grfMode,
  IStream **ppStrm
);

パラメーター

grfMode

型: DWORD

IStream インターフェイスの読み取り/書き込みアクセス。 これは、次のいずれかの値になります。

STGM_READ

読み取りに適した IStream を要求します。

STGM_WRITE

書き込みに適した IStream を要求します。

STGM_READWRITE

読み取りと書き込みに適した IStream を要求します。

ppStrm

種類: IStream**

IStream インターフェイス ポインターを受け取るアドレス。

戻り値

種類: HRESULT

成功した場合はS_OKを返し、それ以外の場合は COM 定義のエラー値を返します。

注釈

このメソッドは、ビューの永続的な状態 (アイコンの位置、列の幅、現在のスクロール位置など) を保存および復元するために使用されます。

呼び出し元のアプリケーションに関する注意事項

ビューが作成されている場合は GetViewStateStream を使用して、保存されたビュー ステートで読み取りを行い、ビューを閉じるときにもビューステートへの変更を保存します。 通常、ビューは、ビュー ウィンドウを作成するときにSTGM_READを使用してこのメソッドを呼び出し、IShellView インターフェイスの SaveViewState メソッドが呼び出されたときにSTGM_WRITEを使用します。

実装者へのメモ

各シェル ビューには、独自のビュー ストリームが必要です。 Windows エクスプローラーは、レジストリにユーザーごとに格納されるビュー ストリームの最新の使用 (MRU) リストを実装します。

IShellBrowser も参照してください

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む)
[DLL] Shell32.dll (バージョン 4.0 以降)