ICommDlgBrowser インターフェイス (shobjidl_core.h)

シェル ブラウザーをホストするときに使用する共通ファイル ダイアログ ボックスによって公開されます。 サポートされている場合、 ICommDlgBrowser は、通常のシェル ビューとは異なる動作をダイアログ ボックスで必要とする複数のケースをシェル ビューで処理できるようにするメソッドを公開します。 ICommDlgBrowser インターフェイス ポインターを取得するには、IShellBrowser オブジェクトで QueryInterface を呼び出します。

継承

ICommDlgBrowser インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ICommDlgBrowser には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ICommDlgBrowser インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ICommDlgBrowser::IncludeObject

共通ダイアログ ボックスで、ビューに表示されるオブジェクトをフィルター処理できるようにします。
ICommDlgBrowser::OnDefaultCommand

ユーザーがビューをダブルクリックするか、Enter キーを押したときに呼び出されます。
ICommDlgBrowser::OnStateChange

uChange パラメーターで識別される状態が IShellView インターフェイスで変更された後に呼び出されます。

注釈

メモ Windows XP 以前では、このインターフェイスは Shlobj.h で定義されていました。
 
このインターフェイスは、共通のファイル ダイアログ ボックスによってのみ実装されます。

共通ダイアログ ボックス内でホストされている間に特別な動作を提供する必要がある場合は、 ICommDlgBrowser を使用します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む)