IContextMenu インターフェイス (shobjidl_core.h)
Shell オブジェクトに関連付けられたショートカット メニューを作成またはマージするメソッドを公開します。 シェル メニューを拡張するには、いくつかのより優れた方法があることに注意してください。 詳細については、「 ショートカット メニュー ハンドラーの作成」を参照してください。
継承
IContextMenu インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IContextMenu には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IContextMenu インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IContextMenu::GetCommandString ヘルプ文字列や、コマンドの言語に依存しない名前(正規名)など、ショートカット メニュー コマンドに関する情報を取得します。 |
IContextMenu::InvokeCommand ショートカット メニュー項目に関連付けられているコマンドを実行します。 |
IContextMenu::QueryContextMenu ショートカット メニューにコマンドを追加します。 |
解説
実装するタイミング
次の状況で IContextMenu を実装します。- シェル拡張ハンドラーは、 このインターフェイスを実装して、シェル オブジェクトのショートカット メニューに項目を動的に追加します。
- 名前空間拡張機能 は、オブジェクトのショートカット メニューを指定するためにこのインターフェイスを実装します。
使用するタイミング
アプリケーションでは 、IContextMenu を使用して、オブジェクトのショートカット メニュー内の項目に関する情報を取得し、関連付けられているコマンドを呼び出します。 オブジェクトの IContextMenu インターフェイスを取得するには、アプリケーションでオブジェクトの IShellFolder::GetUIObjectOf メソッドを呼び出す必要があります。このインターフェイスをエクスポートするシェル拡張ハンドラーでは、 IShellExtInit もエクスポートする必要があります。 詳細については、「 シェル拡張ハンドラーの作成」を参照してください。
注Windows Vista 以降: Windows Vista より前のバージョンでは、このインターフェイスは Shlobj.h で宣言されていました。
Windows 11は、エクスプローラーと [共有] ダイアログの右クリック コンテキスト メニューでのコンテキスト ファイル操作の動作を調整します。 Windows 11でアプリを優れたものにするために実行できる上位 11 の操作を参照してください
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | shobjidl_core.h |