IFrameworkInputPane インターフェイス (shobjidl_core.h)

アプリに状態の変更と入力ウィンドウの場所を通知できるようにするメソッドを提供します。 入力ウィンドウは UI 要素であり、スクリーン キーボードまたは手書きパネルであり、ユーザーがフォーム内の検索ボックスや入力フィールドの選択など、情報の入力を要求するアクションを実行したときに表示されます。 その後、アプリは UI を調整して、入力ウィンドウが表示されている間にユーザーがアクセスする必要がある項目が入力ウィンドウに隠されないようにすることができます。

継承

IFrameworkInputPane インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IFrameworkInputPane には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IFrameworkInputPane インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IFrameworkInputPane::Advise

イベントによって入力ウィンドウがトリガーされたときに、ウィンドウの代わりに通知を受け取るアプリの入力ウィンドウ ハンドラー オブジェクトを登録します。 このメソッドは、ICoreWindow を実装するオブジェクトを介してウィンドウを参照するという点で、AdviseWithHWND とは異なります。
IFrameworkInputPane::AdviseWithHWND

イベントによって入力ウィンドウがトリガーされたときに、ウィンドウの代わりに通知を受け取るアプリの入力ウィンドウ ハンドラー オブジェクトを登録します。 このメソッドは、HWND を介してそのウィンドウを参照するという点で、Advise とは異なります。
IFrameworkInputPane::Location

入力ウィンドウの現在の場所を取得します。
IFrameworkInputPane::Unadvise

通知を受信しなくなったように、アプリの入力ウィンドウ ハンドラー オブジェクトの登録を解除します。

解説

実装するタイミング

このインターフェイスは実装しないでください。実装は、CLSID_FrameworkInputPaneとして Windows と共に提供されます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む)

関連項目

IUnknown