IShellIconOverlayIdentifier インターフェイス (shobjidl_core.h)

アイコン オーバーレイ ハンドラーとシェル間のすべての通信を処理するメソッドを公開します。

継承

IShellIconOverlayIdentifier インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IShellIconOverlayIdentifier には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IShellIconOverlayIdentifier インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IShellIconOverlayIdentifier::GetOverlayInfo

アイコン オーバーレイのビットマップの場所を提供します。
IShellIconOverlayIdentifier::GetPriority

アイコン オーバーレイの優先度を指定します。
IShellIconOverlayIdentifier::IsMemberOf

シェル オブジェクトのアイコンにアイコン オーバーレイを追加するかどうかを指定します。

解説

アイコン オーバーレイは、Windows エクスプローラーまたはデスクトップのシェル オブジェクトを表すアイコンの左下隅に配置された小さな画像です。 これらは、オブジェクトの通常のアイコンに追加情報を追加するために使用されます。 一般的に使用されるアイコン オーバーレイは、ファイルまたはフォルダーが実際にはリンクであることを示す小さな矢印です。 シェル オブジェクトのカスタム アイコン オーバーレイを指定するには、アイコン オーバーレイ ハンドラーを実装して登録します。

アイコン オーバーレイ ハンドラーは、特定のアイコン オーバーレイに関連付けられているコンポーネント オブジェクト モデル (COM) オブジェクトです。 アイコン オーバーレイ ハンドラーの一般的な説明については、「 アイコン オーバーレイ ハンドラーを実装する方法」を参照してください。

このインターフェイスは、すべてのアイコン オーバーレイ ハンドラーによって実装される必要があります。

このインターフェイスは、通常、アプリケーションによって呼び出されません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shlobj.h を含む)