ExportSecurityContext 関数 (sspi.h)
ExportSecurityContext 関数は、後で を呼び出すことによって別のプロセスにインポートできるセキュリティ コンテキストのシリアル化された表現を作成します
ImportSecurityContext。 セキュリティ コンテキストをインポートするプロセスは、 ExportSecurityContext を呼び出したプロセスと同じコンピューターで実行されている必要があります。
構文
KSECDDDECLSPEC SECURITY_STATUS SEC_ENTRY ExportSecurityContext(
[in] PCtxtHandle phContext,
[in] ULONG fFlags,
[out] PSecBuffer pPackedContext,
[out, optional] void **pToken
);
パラメーター
[in] phContext
エクスポートするセキュリティ コンテキストのハンドル。
[in] fFlags
このパラメーターには、次の値のビットごとの OR の組み合わせを指定できます。
[out] pPackedContext
シリアル化されたセキュリティ コンテキストを受け取るSECBUFFER_EMPTY型のバッファーへのポインター。 このコンテキストの使用が完了したら、 FreeContextBuffer 関数を呼び出して解放します。
[out, optional] pToken
コンテキストのトークンのハンドルを受け取るポインター。
ユーザー トークンの使用が完了したら、 CloseHandle 関数を呼び出してハンドルを解放します。
戻り値
関数が成功した場合、関数はSEC_E_OKを返します。
関数が失敗すると、次のいずれかのエラー コードが返されます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
要求されたアクションを完了するのに十分なメモリがありません。 |
|
phContext パラメーターは、有効なハンドルを指していません。 |
|
Schannel カーネル モードでは、この関数はサポートされていません。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | sspi.h (Security.h を含む) |
Library | Secur32.lib |
[DLL] | Secur32.dll |