IAMClockAdjust::SetClockDelta メソッド (strmif.h)

[このページに関連付けられている機能 DirectShow は、従来の機能です。 MediaPlayerIMFMediaEngine、および Media Foundation のオーディオ/ビデオ キャプチャに置き換わりました。 これらの機能は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、DirectShow ではなく Media Foundation で MediaPlayerIMFMediaEngineAudio/Video Capture を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]

メソッドは SetClockDelta 、クロック時間を調整します。

構文

HRESULT SetClockDelta(
  [in] REFERENCE_TIME rtDelta
);

パラメーター

[in] rtDelta

クロックを調整する量を REFERENCE_TIME 値として指定します。 正の値を指定するとクロックが前方に移動し、負の値を指定するとクロックが後方に移動します。

戻り値

S_OKまたは HRESULT エラー コードを返します。

解説

IReferenceClock::GetTime によって返される時間値は、単調に増加しています。 クロックを戻すと、 GetTime は 内部クロックが追いつくまで古い時刻を報告し続けます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー strmif.h (Dshow.h を含む)
Library Strmiids.lib

関連項目

エラーコードと成功コード

IAMClockAdjust インターフェイス