ISyncMgrSessionCreator::CreateSession メソッド (syncmgr.h)

指定した項目の同期が開始されたことを同期センターに通知します。

構文

HRESULT CreateSession(
  [in] LPCWSTR              pszHandlerID,
  [in] LPCWSTR              *ppszItemIDs,
  [in] ULONG                cItems,
  [in] ISyncMgrSyncCallback **ppCallback
);

パラメーター

[in] pszHandlerID

種類: LPCWSTR

ハンドラーの一意の ID を含むバッファーへのポインター。 この文字列は、終端の null 文字を含む最大長MAX_SYNCMGR_IDです。

[in] ppszItemIDs

種類: LPCWSTR*

同期する pszHandlerID で指定されたハンドラーによって管理される項目 ID の配列を含むバッファーへのポインターのアドレス。 各 ID は、終端の null 文字を含む最大長MAX_SYNCMGR_IDです。

[in] cItems

種類: ULONG

ppszItemIDs で参照されるバッファーに含まれる項目 ID の数。

[in] ppCallback

種類: ISyncMgrSyncCallback**

進行状況とイベントを報告するために使用される ISyncMgrSyncCallback のインスタンスへのポインターのアドレス。 コールバックが必要ない場合、この値は NULL にすることができます。

戻り値

型: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

pszHandlerIDppszItemID の両方を指定する必要があります。

次の例は、このメソッドの実装の概要を示しています。

STDMETHODIMP CMyDeviceHandler::Synchronize(...)
{
    ...
    ISyncMgrSyncCallback *pCallback = NULL;

    hr = pCreator->CreateSession(_pszHandlerID, ppszItemIDs, cItems, &pCallback);
    if (SUCCEEDED(hr))
    {
        // Perform synchronization.
    }

    return hr;
}

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー syncmgr.h