ISyncMgrSyncItemContainer::GetSyncItemEnumerator メソッド (syncmgr.h)

ハンドラーの同期項目を列挙するインターフェイスを取得します。

構文

HRESULT GetSyncItemEnumerator(
  [out] IEnumSyncMgrSyncItems **ppenum
);

パラメーター

[out] ppenum

種類: IEnumSyncMgrSyncItems**

このメソッドから制御が戻るときに、 IEnumSyncMgrSyncItems インスタンスへのポインターのアドレスが格納されます。 IEnumSyncMgrSyncItems を使用して、セット内の各同期項目のインターフェイスを取得できます。

戻り値

型: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

このメソッドは、以前の EnumSyncMgrItems メソッドを 置き換えます。 以前のメソッドは、各同期項目の SYNCMGRITEM 構造体を返す列挙子インターフェイスを返しました。 その構造によって以前に提供されたデータを取得するために、Sync Center は各項目の ISyncMgrSyncItem インターフェイスで QueryInterface を呼び出して、対応する ISyncMgrSyncItemInfo インターフェイスを要求します。

列挙された項目の数は、 ISyncMgrSyncItemContainer::GetSyncItemCount メソッドを使用して取得できます。

次の例は、このメソッドの実装を示しています。

STDMETHODIMP CMyDeviceHandler::GetSyncItemEnumerator(
    __out IEnumSyncMgrSyncItems **ppenum)
{
    *ppenum = NULL;

    // Load the items using a private class method.
    HRESULT hr = _LoadItems();

    if (SUCCEEDED(hr))
    {
        hr = CEnumSyncMgrSyncItems_CreateInstance(this,
                                                  IID_PPV_ARGS(ppenum));
    }

    return hr;
}

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー syncmgr.h