ITTerminalSupport インターフェイス (tapi3if.h)
ITTerminalSupport インターフェイスは、MSP が存在する場合にのみ Address オブジェクトで公開されます。 このインターフェイスのメソッドを使用すると、アプリケーションは、使用可能なターミナルを検出したり、ターミナル オブジェクトを作成したり、必要な ターミナル オブジェクトへのポインターを取得したりできます。
tapi3.itterminalsupport ポインターは、ITAddress などの任意のアドレス インターフェイスで QueryInterface を呼び出すことによって取得できます。 E_NOINTERFACEが返された場合、アドレスに関連付けられているサービス プロバイダーはメディア コントロールをサポートしません。
ITTerminalSupport2 インターフェイスは、ITTerminalSupport インターフェイスから派生します。 ITTerminalSupport2 では、C、C++、スクリプト アプリケーションによるプラグ可能なターミナル クラスとスーパークラスに関する情報の取得がサポートされています。
継承
ITTerminalSupport インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 ITTerminalSupport には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ITTerminalSupport インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ITTerminalSupport::CreateTerminal CreateTerminal メソッドは、動的ターミナル クラスとメディアに基づいて、新しい ITTerminal オブジェクトを作成および初期化します。 ターミナル クラスは GUID によって識別されます。 このメソッドに渡すには、StringFromIID を使用して GUID を文字列に変換する必要があります。 |
ITTerminalSupport::EnumerateDynamicTerminalClasses EnumerateDynamicTerminalClasses メソッドは、現在サポートされている動的ターミナル クラスを列挙します。 |
ITTerminalSupport::EnumerateStaticTerminals EnumerateStaticTerminals メソッドは、アドレスに関連付けられている現在使用可能な静的ターミナルを列挙します。 |
ITTerminalSupport::get_DynamicTerminalClasses get_DynamicTerminalClasses メソッドは、現在使用可能な動的ターミナルのコレクションを作成します。 |
ITTerminalSupport::get_StaticTerminals get_StaticTerminals メソッドは、現在使用可能な静的ターミナルのコレクションを作成します。 |
ITTerminalSupport::GetDefaultStaticTerminal GetDefaultStaticTerminal メソッドは、指定されたメディアの種類の既定の静的ターミナルを取得します。 |
要件
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tapi3if.h |