TraceLoggingEventTag マクロ (traceloggingprovider.h)
イベントのイベント タグを設定する TraceLogging ラッパー マクロ。
構文
void TraceLoggingEventTag(
[in] eventTag
);
パラメーター
[in] eventTag
これは、イベント タグ値を指定するコンパイル時定数です。
C++ では、0 ~ 0x0FFFFFFFの範囲の任意の値を指定できます。
C では、低 14 ビットが 0 に設定されている 0 ~ 0x0FFFA000の範囲の任意の値を指定できます。
戻り値
なし
解説
TraceLoggingEventTag(eventTag)
を TraceLoggingWrite マクロの呼び出しのパラメーターとして使用して、イベントのタグを設定できます。
タグのセマンティクスは、イベント コンシューマーによって定義されます。 イベント処理中に、タグ値を [TRACE_EVENT_INFO Tags] フィールドから取得できます。
TraceLogging スキーマ規則では、最大 4 バイトのチェーンを使用してタグを 28 ビット フィールドとしてエンコードし、最上位ビットを "チェーン" ビットとして使用します (4 バイト * 7 バイトの使用可能なビット = 28 ビット)。 データは、最初に最も重要なバイトとしてエンコードされます。 C では、 TraceLoggingWrite はタグの 2 バイト エンコードに制限されているため、タグの下位 14 ビットは 0 である必要があります。
イベントに TraceLoggingEventTag パラメーターが指定されていない場合、イベントのタグは送信されません。イベントのタグは 0 になります。 複数の TraceLoggingEventTag パラメーターが指定されている場合、タグ値は OR で結合されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | traceloggingprovider.h |