UiaProviderForNonClient 関数 (uiautomationcoreapi.h)
ウィンドウのクライアント以外の領域全体、またはウィンドウのクライアント以外の領域のコントロールのプロバイダーを取得します。
構文
HRESULT UiaProviderForNonClient(
[in] HWND hwnd,
[in] long idObject,
[in] long idChild,
[out] IRawElementProviderSimple **ppProvider
);
パラメーター
[in] hwnd
種類: HWND
非クライアント領域または非クライアント コントロールを所有するウィンドウ。
[in] idObject
型: long
クライアント以外のコントロールのオブジェクト識別子。クライアント以外の領域全体に対して OBJID_WINDOW 。 使用可能な値の一覧については、「 オブジェクト識別子」を参照してください。
[in] idChild
型: long
クライアント以外のコントロールの子識別子。
[out] ppProvider
種類: IRawElementProviderSimple**
クライアント以外の領域またはクライアント以外のコントロールのプロバイダーを受け取ります。
戻り値
型: HRESULT
成功した場合はS_OK、それ以外の場合はエラー値を返します。
注釈
この関数は、ウィンドウのクライアント以外の領域の既定の Microsoft UI オートメーション プロバイダーを返します。 UI オートメーションでは、ウィンドウからの明示的なヘルプなしでクライアント以外の領域がサポートされます。 この関数によって取得される IRawElementProviderSimple インターフェイスを使用して、サポートをオーバーライドおよびカスタマイズできます。
この関数は、ProviderOptions_RefuseNonClientSupport フラグと共に使用する場合に特に便利です。これにより、ウィンドウが独自のプロバイダーを提供できるように、クライアント以外の領域の既定のプロバイダー UI オートメーション無効になります。
クライアント以外の領域のコントロールでサポートされているオブジェクト ID には、OBJID_WINDOW、OBJID_VSCROLL、OBJID_HSCROLL、OBJID_TITLEBAR、OBJID_MENU、OBJID_SIZEGRIPが含まれます。 OBJID_TITLEBARの場合は、子 ID を使用して、タイトル バー全体と、それに含まれるボタンを区別します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | uiautomationcoreapi.h |
Library | Uiautomationcore.lib |
[DLL] | Uiautomationcore.dll |