ScriptFreeCache 関数 (usp10.h)

スクリプト キャッシュを解放します。

構文

HRESULT ScriptFreeCache(
  [in, out] SCRIPT_CACHE *psc
);

パラメーター

[in, out] psc

SCRIPT_CACHE構造体へのポインター。

戻り値

処理が正常に終了した場合は 0 を返します。 関数が成功しない場合は、0 以外の HRESULT 値を返します。 アプリケーションでは、 SUCCEEDED マクロと FAILED マクロを使用して戻り値をテストできません。

注釈

アプリケーションは、アプリケーションがマルチスレッドである場合、特定の制限を使用して、いつでもスクリプト キャッシュを解放できます。 Uniscribe は 、フォントとシェーパーキャッシュ で参照カウントを保持し、フォントのすべてのサイズが空いている場合にのみフォント データを解放します。 サポートされているすべてのフォントが解放された場合にのみ、シェーパー データが解放されます。

アプリケーションは、そのスタイルを破棄するときに、スタイルのスクリプト キャッシュを解放する必要があります。

ScriptFreeCache は 、誤った参照を回避するために、常にパラメーターを NULL に設定します。

ユニスクライブ機能は再入可能です。 キャッシュの作成は、1 つのプロセス全体のセマフォを介してインターロックされます。 別のスレッドが特定のキャッシュにアクセスして解放する可能性がある場合は、ScriptFreeCache を呼び出さないでください。 パフォーマンス上の理由から、 ScriptShape または ScriptPlace 中にキャッシュがロックされません。

大事なWindows 8以降: Windows 7 で実行する機能を維持するには、Uniscribe を使用するモジュールで、ライブラリ リストで gdi32.lib の前に Usp10.lib を指定する必要があります。
 

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー usp10.h
Library Usp10.lib
[DLL] Usp10.dll
再頒布可能パッケージ Windows Me/98/95 のインターネット エクスプローラー 5 以降

こちらもご覧ください

キャッシュ

SCRIPT_CACHE

Uniscribe

Uniscribe 関数