VDS_VOLUME_STATUS 列挙 (vds.h)
[Windows 8とWindows Server 2012以降、Virtual Disk Service COM インターフェイスは Windows Storage Management API に置き換えられます。
ボリュームのオブジェクトステータス値のセットを定義します。
構文
typedef enum _VDS_VOLUME_STATUS {
VDS_VS_UNKNOWN = 0,
VDS_VS_ONLINE = 1,
VDS_VS_NO_MEDIA = 3,
VDS_VS_FAILED = 5,
VDS_VS_OFFLINE = 4
} VDS_VOLUME_STATUS;
定数
VDS_VS_UNKNOWN 値: 0 ボリュームの状態が不明です。 この値は、動的ボリュームには適用されません。 |
VDS_VS_ONLINE 値: 1 ボリュームが使用可能です。 |
VDS_VS_NO_MEDIA 値: 3 ボリュームは、CD-ROM などのリムーバブル メディアです。 |
VDS_VS_FAILED 値: 5 ボリュームは使用できません。 |
VDS_VS_OFFLINE 値: 4 ボリュームがオフラインです。 Windows Server 2008、Windows Vista、Windows Server 2003: サポートされていません。 ボリュームがオフラインの場合、VDS_VF_PERMANENTLY_DISMOUNTED フラグは、VDS_VOLUME_PROPまたは VDS_VOLUME_PROP2 構造体の ulFlags メンバーに設定されます。 |
注釈
IVdsPack::GetProperties メソッドが状態メンバーがVDS_PS_OFFLINE VDS_PACK_PROP構造体を返すと、VDS はパック内のすべてのボリュームの状態をVDS_VS_FAILEDに設定します。 VDS は、特定のボリュームの種類の状態を、次の条件下でVDS_VS_FAILEDに設定します。
- ディスクがない場合は常に、単純なボリューム、スパン ボリューム、ストライプ ボリュームの場合。
- ミラー化されたボリュームの場合:最後のディスクを除くディスクが見つからない場合、またはプレックスがデタッチされた状態に遷移する書き込みエラーがある場合。 同様に、最後の (古い) プレックスであり、ディスクがない場合も同様です。
- パリティ付きストライプ (RAID-5) の場合:2 番目のディスクが見つからない場合、または 1 つの列がデタッチされた場合 (ディスクが見つからないか、列に書き込みエラーがあるため)、2 つ目のディスクがありません。
メモ 今後の Windows バージョンでは、 VDS_VOLUME_STATUS 列挙に定数が追加される可能性があります。 このため、認識されないVDS_VOLUME_STATUS列挙定数を適切に処理するようにアプリケーション を設計する 必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | vds.h |