IVdsPack::Recover メソッド (vds.h)
[Windows 8とWindows Server 2012以降、仮想ディスク サービス COM インターフェイスは Windows Storage Management API に置き換えられます。
可能であれば、失敗または失敗したパックを正常な状態に戻します。 このメソッドは、動的パックでのみサポートされています。
構文
HRESULT Recover(
[out] IVdsAsync **ppAsync
);
パラメーター
[out] ppAsync
戻り時に VDS が初期化する IVdsAsync インターフェイス ポインターのアドレス。 呼び出し元はインターフェイスを解放する必要があります。 このインターフェイスを使用して、操作の状態を取り消す、待機する、またはクエリを実行します。
戻り値
このメソッドは、E_INVALIDARGやE_OUTOFMEMORYなどの標準の HRESULT 値と、 VDS 固有の戻り値を返すことができます。 また、HRESULT_FROM_WIN32 マクロを使用して、変換されたシステム エラー コードを返すこともできます。 エラーは、VDS 自体または使用されている基になる VDS プロバイダー から発生する可能性があります。 可能な戻り値は次のとおりです。
リターン コード/値 | 説明 |
---|---|
|
復旧は正常に完了しました。 |
|
論理ディスク・マネージャー (LDM) サービス・メソッドが失敗しました。 |
注釈
このメソッドは、パックとすべてのパック関連オブジェクトを正常な状態に戻そうとしますが、必ずしも成功するとは限りません。 正常に完了すると、 Recover メソッドはパック内のすべてのオブジェクトの状態を更新します。 また、プロバイダーをディスクやその他のオブジェクトの基になる状態と同期させます。
実装者は、呼び出しが非同期操作を開始するかどうかに関係なく、このメソッドの IVdsAsync インターフェイスへのポインターを返す必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vds.h |
Library | Uuid.lib |