VDS_TARGET_NOTIFICATION構造体 (vds.h)

[Windows 8とWindows Server 2012以降、仮想ディスク サービス COM インターフェイスは Windows Storage Management API に置き換えられます。

iSCSI ターゲット イベントの詳細を定義します。

構文

typedef struct _VDS_TARGET_NOTIFICATION {
  ULONG         ulEvent;
  VDS_OBJECT_ID targetId;
} VDS_TARGET_NOTIFICATION;

メンバー

ulEvent

アプリケーションに通知される iSCSI ターゲット イベントを、次のいずれかの値として決定します。

意味
VDS_NF_TARGET_ARRIVE
126
iSCSI ターゲットが作成されました。
VDS_NF_TARGET_DEPART
127
既存の iSCSI ターゲットが削除されました。
VDS_NF_TARGET_MODIFY
128
既存の iSCSI ターゲットが変更されました。 この通知をトリガーする変更の例としては、 VDS_ISCSI_TARGET_PROP 構造体に対する変更があります。 アプリケーションは、変更の性質を決定する責任があります。

targetId

イベントをトリガーした iSCSI ターゲットの VDS_OBJECT_ID

注釈

VDS_NOTIFICATION構造体には、この構造体がメンバーとして含まれています。

アプリケーションは、 IVdsAdviseSink インターフェイスを実装し、インターフェイス ポインターを引数として IVdsService::Advise メソッドに渡すことで、ディスク イベントを受信できます。

iSCSI ターゲット オブジェクトを取得するには、 IVdsService::GetObject メソッドを 使用します。 その後、 IVdsIscsiTarget::GetProperties メソッドを使用してターゲット プロパティを取得できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 R2 [デスクトップ アプリのみ]
Header vds.h
再頒布可能パッケージ VDS 1.1

こちらもご覧ください

IVdsAdviseSink

IVdsIscsiTarget

IVdsService::Advise

VDS 構造体

VDS_ISCSI_TARGET_PROP

VDS_NOTIFICATION