IVssAsync インターフェイス (vss.h)

IVssAsync インターフェイスは、非同期操作を開始するメソッドによって呼び出し元のアプリケーションに返されます。これはバックグラウンドで実行され、通常は完了までに長い時間が必要です。

IVssAsync インターフェイスを使用すると、アプリケーションは、完了を待機するか、状態を照会するか、または取り消すことによって、非同期操作を監視および制御できます。

呼び出し元のアプリケーションは 、IUnknown::Release を呼び出して、返された IVssAsync インターフェイスが保持するリソースが不要になったときに解放します。

次のメソッドは 、IVssAsync インターフェイスを 返します。

継承

IVssAsync インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IVssAsync には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IVssAsync インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IVssAsync::Cancel

Cancel メソッドは、不完全な非同期操作を取り消します。
IVssAsync::QueryStatus

QueryStatus メソッドは、非同期操作の状態を照会します。
IVssAsync::Wait

Wait メソッドは、不完全な非同期操作が完了するまで待機します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー vss.h