IVssCreateWriterMetadata::SetBackupSchema メソッド (vswriter.h)
SetBackupSchema メソッドは、ライター メタデータ ドキュメントで、ライターが参加できるバックアップ操作の種類を示すために使用されます。
構文
HRESULT SetBackupSchema(
[in] DWORD dwSchemaMask
);
パラメーター
[in] dwSchemaMask
このライターがサポートするバックアップ操作の種類は、 VSS_BACKUP_SCHEMA 列挙値のビットマスクとして表されます。
高速ライターの場合、 VSS_BS_UNDEFINED、 VSS_BS_COPY、 およびVSS_BS_INDEPENDENT_SYSTEM_STATE の値のみがサポートされます。
戻り値
このメソッドの有効なリターン コードを次に示します。
値 | 意味 |
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エラー メッセージを正常に設定しました。 |
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バックアップ スキーマ引数が無効です。 |
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呼び出し元がメモリやその他のシステム リソースを使い切れている。 |
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XML ドキュメントが無効です。 詳細については、イベント ログを確認してください。 詳細については、「 VSS でのイベントとエラーの処理」を参照してください。 |
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呼び出し元は、高速ライターでサポートされていない VSS_BACKUP_SCHEMA 値を指定しました。 |
注釈
SetBackupSchema によってスキーマが明示的に設定されていない場合、ライターには既定値の VSS_BS_UNDEFINED が割り当てられます。ライターでは、ファイル全体の単純な完全バックアップと復元のみがサポートされます (VSS_BT_FULLで定義されています)、増分バックアップまたは差分バックアップはサポートされず、部分ファイルはサポートされません。
リクエスターは IVssExamineWriterMetadata::GetBackupSchema を呼び出して、 SetBackupSchema によって設定されたライターのバックアップ スキーマを取得します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | vswriter.h (Vss.h、VsWriter.h を含む) |
Library | VssApi.lib |