IWbemBackupRestore::Restore メソッド (wbemcli.h)
IWbemBackupRestore::Restore メソッドは、現在のリポジトリの内容を削除し、以前に指定したバックアップの内容で復元します。
Windows Management Instrumentation (WMI) はこのインターフェイスのサーバーであり、この操作を正常に完了するには停止する必要があるため、この呼び出しが成功すると COM 接続が切断されます。
構文
HRESULT Restore(
[in] LPCWSTR strRestoreFromFile,
[in] long lFlags
);
パラメーター
[in] strRestoreFromFile
復元するファイルのファイル名を含む 16 ビット Unicode 文字の null で終わる定数文字列。 指定されたファイルは、 以前に IWbemBackupRestore::Backup で作成されたファイルを指している必要があります。
[in] lFlags
WBEM_BACKUP_RESTORE_FLAGS列挙体の次のいずれかのフラグ。
WBEM_FLAG_BACKUP_RESTORE_DEFAULT
アクティブなクライアントをシャットダウンしません。が存在する場合は、エラーを返します。
WBEM_FLAG_BACKUP_RESTORE_FORCE_SHUTDOWN
アクティブなクライアントをシャットダウンします。
戻り値
このメソッドは、メソッド呼び出しの状態を示す HRESULT を返します。 次の一覧は、 HRESULT に含まれる値の一覧です。
注釈
既定のモードは、すべてのアクティブな接続を中断する強制モード フラグの設定と同じです。 これにより、新しい接続が確立されるまで、アクティブな COM 接続から WMI へのリモート プロシージャ コール (RPC) エラーが発生します。
例
次の C++ の例は、 IWbemBackupRestore::Restore メソッドを呼び出す方法を示しています。
// The pInt variable is of type IWbemBackupRestore*
pInt->Restore(
L"c:\\\\Windows\\System32\\wbem\\repository\\back.x",
WBEM_FLAG_BACKUP_RESTORE_FORCE_SHUTDOWN
);
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wbemcli.h (Wbemidl.h を含む) |
Library | Wbemuuid.lib |
[DLL] | Wbemsvc.dll |