IWbemEventProvider::P rovideEvents メソッド (wbemprov.h)
Windows Management は IWbemEventProvider::P rovideEvents メソッドを呼び出して、イベント プロバイダーにイベントの配信を開始するように通知します。
構文
HRESULT ProvideEvents(
[in] IWbemObjectSink *pSink,
[in] long lFlags
);
パラメーター
[in] pSink
プロバイダーがイベントを配信するオブジェクト シンクへのポインター。 イベント プロバイダーの実装では、 IWbemObjectSink::Indicate メソッドを使用して pSink 経由でイベントを送信する必要があります。 これは、 SetStatus メソッドを使用する可能性がある他のプロバイダーとは対照的です。 ProvideEvents メソッドは、 Indicate のみを使用してシンクを更新する必要があります。
[in] lFlags
予約済み。 このパラメーターは、0 にする必要があります。
戻り値
このメソッドは、メソッド呼び出しの状態を示す HRESULT を返します。 次の一覧は、 HRESULT 内に含まれる値の一覧です。
注釈
Windows Management では、このメソッドを呼び出してプロバイダーをアクティブ化します。 Windows Management は、イベント プロバイダーへの IWbemObjectSink ポインターを提供します。 プロバイダーは、このポインターを使用して AddRef メソッドを呼び出して参照カウントをインクリメントし、呼び出しから戻る必要があります。
通常、プロバイダーは独立したスレッドを作成し、提供されたシンク インターフェイスに発生したイベントを配信します。
プロバイダーは、この呼び出しを数秒以上ブロックすることは許可されていませんが、Windows Management にできるだけ早く戻る必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wbemprov.h (Wbemidl.h を含む) |
Library | Wbemuuid.lib |
[DLL] | Wbemsvc.dll |