IWbemEventProviderSecurity::AccessCheck メソッド (wbemprov.h)
AccessCheck メソッドはイベント プロバイダーによって実装され、コンシューマーが wszQuery で指定されたイベントをサブスクライブするときに Windows Management Instrumentation (WMI) によって呼び出されます。 イベントに対するアクセス許可を持つコンシューマーは、そのイベントをサブスクライブできます。 イベントに対するアクセス許可を持たないコンシューマーは、そのイベントをサブスクライブできません。 詳細については、「 イベント プロバイダーの作成 」および「 WMI イベントのセキュリティ保護」を参照してください。
一時的なコンシューマーの場合、WMI は pSid パラメーターで指定された PSIDを NULL に設定し、呼び出しはコンシューマーを偽装することによって行われます。 永続的コンシューマーの場合、WMI は、サブスクリプションを作成したユーザーのセキュリティ識別子 (SID) を使用して PSID を設定します。
構文
HRESULT AccessCheck(
[in] WBEM_CWSTR wszQueryLanguage,
[in] WBEM_CWSTR wszQuery,
[in] long lSidLength,
[in] const BYTE *pSid
);
パラメーター
[in] wszQueryLanguage
次のクエリ フィルターの言語 。"WQL" です。
[in] wszQuery
論理コンシューマーによって登録されるイベント クエリ フィルターのテキスト。
[in] lSidLength
セキュリティ識別子 (SID) の長さを含む整数。サブスクリプション ビルダー トークンが使用可能な場合は 0 (ゼロ) です。
[in] pSid
SID を含む定数バイト整数型へのポインター。サブスクリプション ビルダーのトークンが使用可能な場合は NULL 。
戻り値
このメソッドは、メソッド呼び出しの状態を示す HRESULT を返します。 次の一覧は、 HRESULT に含まれる値の一覧です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wbemprov.h (Wbemidl.h を含む) |
Library | Wbemuuid.lib |
[DLL] | Wbemsvc.dll |