IWiaItem::AnalyzeItem メソッド (wia_xp.h)

IWiaItem::AnalyzeItem メソッドを使用すると、Windows イメージ取得 (WIA) ハードウェア デバイスが取得され、存在するデータ型の検出が試行されます。

構文

HRESULT AnalyzeItem(
  [in] LONG lFlags
);

パラメーター

[in] lFlags

型: LONG

現在使用されていません。 ゼロに設定してください。

戻り値

種類: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

このメソッドは、ページ上のデータの種類を検出するためにスキャナーと共に使用されます。 アプリケーションがこのメソッドを呼び出すと、WIA ハードウェア デバイス ドライバーは現在のページをスキャンして分析します。 検出するデータ型ごとに、データが占有するページ上の領域を表す IWiaItem オブジェクトが作成されます。

画像処理および OCR ソフトウェアでは、この機能を使用して、ページ上のグラフィックスとテキストを検出できます。 このメソッドは、WIA デバイスの IWiaItem ツリーに作成する領域を追加します。 アプリケーションでは、個々のリージョンを選択し、標準のデータ転送方法を使用してデータを取得できます。

必要に応じて、アプリケーションは、このメソッドによって作成されたリージョンをオーバーライドできます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wia_xp.h (Wia.h を含む)
Library Wiaguid.lib
[DLL] Wiaservc.dll