CommConfigDialogW 関数 (winbase.h)

ドライバー指定の構成ダイアログ ボックスを表示します。

構文

BOOL CommConfigDialogW(
  [in]      LPCWSTR      lpszName,
  [in]      HWND         hWnd,
  [in, out] LPCOMMCONFIG lpCC
);

パラメーター

[in] lpszName

ダイアログ ボックスを表示するデバイスの名前。 たとえば、COM1 から COM9 はシリアル ポート、LPT1 から LPT9 は並列ポートです。

[in] hWnd

ダイアログ ボックスを所有するウィンドウへのハンドル。 このパラメーターには、任意の有効なウィンドウ ハンドルを指定できます。または、ダイアログ ボックスに所有者が存在しない場合は NULL にする必要があります。

[in, out] lpCC

COMMCONFIG 構造体へのポインター。 この構造体には、呼び出し前のダイアログ ボックスの初期設定と、呼び出し後の値の変更が含まれます。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

CommConfigDialog 関数には、通信ハードウェア ベンダーによって提供されるダイナミック リンク ライブラリ (DLL) が必要です。

注意

winbase.h ヘッダーは、CommConfigDialog をエイリアスとして定義し、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winbase.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

COMMCONFIG

Communications 関数

通信リソース