GetEnvironmentVariable 関数 (winbase.h)

呼び出し元プロセスの環境変数から、指定した変数の内容を取得します。

構文

DWORD GetEnvironmentVariable(
  [in, optional]  LPCTSTR lpName,
  [out, optional] LPTSTR  lpBuffer,
  [in]            DWORD   nSize
);

パラメーター

[in, optional] lpName

環境変数の名前。

[out, optional] lpBuffer

指定した環境変数の内容を null で終わる文字列として受け取るバッファーへのポインター。 環境変数の最大サイズ制限は 32,767 文字です(null 終端文字を含む)。

[in] nSize

lpBuffer パラメーターが指すバッファーのサイズ (null 終端文字を含む) (文字数)。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は lpBuffer が指すバッファーに格納されている文字数であり、終端の null 文字は含まれません。

lpBuffer がデータを保持するのに十分な大きさでない場合、戻り値は、文字列とその終端の null 文字を保持するために必要なバッファー サイズ (文字数) であり、lpBuffer の内容は未定義です。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 指定した環境変数が環境ブロックで見つからなかった場合、 GetLastError は ERROR_ENVVAR_NOT_FOUNDを返します。

注釈

この関数は、システム環境変数またはユーザー環境変数を取得できます。

例については、「環境変数の 変更」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winbase.h (Windows Server 2003、Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 の Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

環境変数

GetEnvironmentStrings

SetEnvironmentVariable