GetVolumeNameForVolumeMountPointA 関数 (winbase.h)
指定したボリューム マウント ポイント (ドライブ文字、ボリューム GUID パス、またはマウントされたフォルダー) に関連付けられているボリュームのボリューム GUID パスを取得します。
構文
BOOL GetVolumeNameForVolumeMountPointA(
[in] LPCSTR lpszVolumeMountPoint,
[out] LPSTR lpszVolumeName,
[in] DWORD cchBufferLength
);
パラメーター
[in] lpszVolumeMountPoint
マウントされたフォルダー ("Y:\MountX" など) またはドライブ文字 ("X:\" など) のパスを含む文字列へのポインター。 文字列は末尾の円記号 ('') で終わる必要があります。
[out] lpszVolumeName
ボリューム GUID パスを受け取る文字列へのポインター。 このパスの形式は "\?\Volume{GUID}" です。 GUID はボリュームを識別する GUID です。 ボリュームに複数のボリューム GUID パスがある場合は、マウント マネージャーのキャッシュ内の最初の GUID パスのみが返されます。
[in] cchBufferLength
TCHAR での出力バッファーの長さ。 バッファーが可能な最大のボリューム GUID パスに対応するための適切なサイズは 50 文字です。
戻り値
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
GetVolumeNameForVolumeMountPoint を使用して、入力パラメーターとしてボリューム GUID パスを必要とする SetVolumeMountPoint や FindFirstVolumeMountPoint などの関数で使用するボリューム GUID パスを取得します。 ボリューム GUID パスの詳細については、「ボリュームの 名前付け」を参照してください。
Windows 8 と Windows Server 2012 では、この関数は、次のテクノロジによってサポートされています。
テクノロジ | サポートされています |
---|---|
サーバー メッセージ ブロック (SMB) 3.0 プロトコル | いいえ |
SMB 3.0 Transparent Failover (TFO) | いいえ |
スケールアウト ファイル共有 (SO) を使う SMB 3.0 | いいえ |
クラスターの共有ボリューム ファイル システム (CsvFS) | はい |
Resilient File System (ReFS) | いいえ |
SMB では、ボリューム管理機能はサポートされていません。
マウント ポイントは、ReFS ボリュームではサポートされていません。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winbase.h (Windows.h を含む) |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |