TransmitCommChar 関数 (winbase.h)

指定された通信デバイスの出力バッファー内の保留中のデータの前に、指定した文字を送信します。

構文

BOOL TransmitCommChar(
  [in] HANDLE hFile,
  [in] char   cChar
);

パラメーター

[in] hFile

通信デバイスへのハンドル。 CreateFile 関数は、このハンドルを返します。

[in] cChar

送信する文字。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

TransmitCommChar 関数は、割り込み文字 (Ctrl + C など) をホスト システムに送信する場合に便利です。

デバイスが送信していない場合、 TransmitCommChar を 繰り返し呼び出すことはできません。 TransmitCommChar が出力バッファーに文字を配置したら、関数を再度呼び出す前に文字を送信する必要があります。 前の文字がまだ送信されていない場合、 TransmitCommChar はエラーを返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winbase.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

通信関数

通信リソース

CreateFile

WaitCommEvent