PIBIO_STORAGE_QUERY_EXTENDED_INFO_FN コールバック関数 (winbio_adapter.h)

生体認証ストレージ コンポーネントの機能と制限を決定するために、Windows 生体認証フレームワークによって呼び出されます。

構文

PIBIO_STORAGE_QUERY_EXTENDED_INFO_FN PibioStorageQueryExtendedInfoFn;

HRESULT PibioStorageQueryExtendedInfoFn(
  [in, out] PWINBIO_PIPELINE Pipeline,
  [out]     PWINBIO_EXTENDED_STORAGE_INFO StorageInfo,
  [in]      SIZE_T StorageInfoSize
)
{...}

パラメーター

[in, out] Pipeline

操作を実行する生体認証ユニットに関連付けられている WINBIO_PIPELINE 構造体へのポインター。

[out] StorageInfo

この関数によって返されるストレージ情報を含む WINBIO_EXTENDED_STORAGE_INFO 構造体へのポインター。

[in] StorageInfoSize

ストレージ情報の指定されたサイズ。

戻り値

関数が成功した場合は、S_OK を返します。 関数が失敗した場合は、次のいずれかの HRESULT 値を返してエラーを示す必要があります。

リターン コード 説明
E_POINTER
Pipeline パラメーターと StorageInfo パラメーターを NULL にすることはできません。
E_INVALIDARG
StorageInfoSize 値は、ストレージ情報を返すために必要なサイズよりも小さくなります。

解説

このメソッドは、生体認証ユニットの構成中に 1 回呼び出されます。

また、クライアント アプリケーションが WinBioGetProperty 関数を使用して WINBIO_PROPERTY_EXTENDED_STORAGE_INFO プロパティの値を照会する場合にも呼び出されます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 10 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winbio_adapter.h (Winbio_adapter.h を含む)