IWICBitmapSourceTransform インターフェイス (wincodec.h)
基になる IWICBitmapSource 実装に特定の操作をオフロードするためのメソッドを公開します。
継承
IWICBitmapSourceTransform インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IWICBitmapSourceTransform には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IWICBitmapSourceTransform インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IWICBitmapSourceTransform::CopyPixels 指定された入力パラメーターを使用してピクセル データをコピーします。 |
IWICBitmapSourceTransform::D oesSupportTransform IWICBitmapSourceTransform インターフェイスの実装によって、特定の変換オプションがネイティブにサポートされているかどうかを判断します。 |
IWICBitmapSourceTransform::GetClosestPixelFormat IWICBitmapSourceTransform の実装で必要な形式を指定して、ピクセルをネイティブにコピーできる最も近いピクセル形式を取得します。 |
IWICBitmapSourceTransform::GetClosestSize 実装が目的のディメンションを指定してネイティブにスケーリングできる最も近いディメンションを返します。 |
解説
IWICBitmapSourceTransform インターフェイスは、デコード中にピクセルをネイティブにスケーリング、反転、回転、または書式設定できるコーデックによって実装されます。 変換はデコード プロセスと組み合わされるため、ネイティブ変換は通常、非ネイティブ変換よりもパフォーマンス上の利点を提供します。 受信トレイ IWICBitmapScaler、 IWICBitmapFlipRotator、および IWICFormatConverter の実装はすべて、 IWICBitmapSourceTransform インターフェイスがサポートされている IWICBitmapFrameDecode の直後に配置されると利用されるため、一般的な場合、アプリケーションはこのパフォーマンスの向上を自動的に受け取り、このインターフェイスを直接使用する必要はありません。 ただし、複数の変換を連結する場合、またはカスタム変換を実装する場合は、IWICBitmapSourceTransform インターフェイスを直接使用する方がパフォーマンス上の利点がある場合があります。
要件
サポートされている最小のクライアント | WINDOWS XP と SP2、Windows Vista [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wincodec.h |