CredGetSessionTypes 関数 (wincred.h)

CredGetSessionTypes 関数は、現在のログオン セッションでサポートされている最大永続化を返します。 資格情報の種類ごとに個別の最大永続化が返されます。

構文

BOOL CredGetSessionTypes(
  [in]  DWORD   MaximumPersistCount,
  [out] LPDWORD MaximumPersist
);

パラメーター

[in] MaximumPersistCount

MaximumPersist 配列内の要素の数。 CRED_TYPE_MAXIMUMを使用して、現在定義されているすべての資格情報の種類を返します。

[out] MaximumPersist

永続化値を返す配列へのポインター。 渡される配列は 、MaximumPersistCount 要素 long である必要があります。 返された場合、各要素は、対応する資格情報の種類でサポートされる最大永続化を指定します。

呼び出し元は、次のいずれかの定義を使用して配列にインデックスを作成する必要があります。

  • CRED_TYPE_GENERIC
  • CRED_TYPE_DOMAIN_PASSWORD
  • CRED_TYPE_DOMAIN_CERTIFICATE
つまり、 MaximumPersist[CRED_TYPE_GENERIC] は、汎用資格情報でサポートされる最大永続化を指定します。

配列の各要素では、次の値を返すことができます。

意味
CRED_PERSIST_NONE
資格情報を格納できません。 資格情報の種類がサポートされていないか、ポリシーによって無効になっている場合、この値が返されます。
CRED_PERSIST_SESSION
保存できるのは、セッション固有の資格情報のみです。
CRED_PERSIST_LOCAL_MACHINE
セッション固有の資格情報とコンピューター固有の資格情報を格納できます。

Windows XP: プロファイルが読み込まれていないセッションでは、この資格情報を格納できません。

CRED_PERSIST_ENTERPRISE
任意の資格情報を格納できます。

Windows XP: プロファイルが読み込まれていないセッションでは、この資格情報を格納できません。

戻り値

この関数は、成功した場合は TRUE 、失敗した場合 は FALSE を 返します。 GetLastError 関数を呼び出して、より具体的な状態コードを取得できます。 次の状態コードを返すことができます。

ERROR_NO_SUCH_LOGON_SESSION

ログオン セッションが存在しないか、このログオン セッションに関連付けられている資格情報セットがありません。 ネットワーク ログオン セッションには、関連付けられた資格情報セットがありません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wincred.h
Library Advapi32.lib
[DLL] Advapi32.dll