CredUnmarshalCredentialW 関数 (wincred.h)

CredUnmarshalCredential 関数は、マーシャリングされた資格情報を元の形式に変換します。

構文

BOOL CredUnmarshalCredentialW(
  [in]  LPCWSTR            MarshaledCredential,
  [out] PCRED_MARSHAL_TYPE CredType,
  [out] PVOID              *Credential
);

パラメーター

[in] MarshaledCredential

マーシャリングされた資格情報を含む null で終わる文字列へのポインター。

[out] CredType

MarshaledCredential で指定された資格情報の種類。

これは、 CRED_MARSHAL_TYPE 値の 1 つです。

[out] Credential

マーシャリングされていない資格情報へのポインター。 CredType がCertCredential を返す場合、返されるポインターはCERT_CREDENTIAL_INFO構造体に対します。 CredType がUsernameTargetCredential を返す場合、返されるポインターはUSERNAME_TARGET_CREDENTIAL_INFO構造体に対します。

呼び出し元は 、CredFree を使用して返されたバッファーを解放する必要があります。

戻り値

この関数は、成功した場合は TRUE 、失敗した場合 は FALSE を 返します。 GetLastError 関数を呼び出して、より具体的な状態コードを取得できます。 次の状態コードを返すことができます。

ERROR_INVALID_PARAMETER

MarshaledCredential が無効です。

解説

注意

wincred.h ヘッダーは CredUnmarshalCredential をエイリアスとして定義し、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wincred.h
Library Advapi32.lib
[DLL] Advapi32.dll

関連項目

CERT_CREDENTIAL_INFO

CRED_MARSHAL_TYPE

CredFree

CredMarshalCredential

GetLastError

USERNAME_TARGET_CREDENTIAL_INFO