CryptFreeOIDFunctionAddress 関数 (wincrypt.h)
CryptFreeOIDFunctionAddress 関数は、関数ハンドルの参照カウントを減らし、CryptGetOIDFunctionAddress または CryptGetDefaultOIDFunctionAddress によって返されるハンドルを解放します。 場合によっては、関数に関連付けられている DLL ファイルがアンロードされます。 詳細については、「解説」を参照してください。
構文
BOOL CryptFreeOIDFunctionAddress(
[in] HCRYPTOIDFUNCADDR hFuncAddr,
[in] DWORD dwFlags
);
パラメーター
[in] hFuncAddr
CryptGetOIDFunctionAddress または CryptGetDefaultOIDFunctionAddress の呼び出しから以前に取得した関数のハンドル。
[in] dwFlags
将来使用するために予約されており、0 である必要があります。
戻り値
関数が成功した場合、関数は 0 以外 (TRUE) を返します。
関数が失敗した場合は、0 (FALSE) を返します。
注釈
参照カウントが 0 になり、解放される関数に対して DLL が読み込まれると、DLL がアンロードされる可能性があります。 DLL が DLLCanUnloadNow 関数をエクスポートする場合、その関数が呼び出され、その戻り値がチェックされます。 この関数から戻S_FALSEは、この時点で DLL のアンロードを取り消します。 関数がS_TRUEを返す場合、または DLL が DLLCanUnloadNow 関数をエクスポートしない場合は、アンロード プロセスが開始されます。 この場合、実際のアンロードは 15 秒間延期されます。 DLL を必要とする別の CryptFreeOIDFunctionAddress または CryptGetDefaultOIDFunctionAddress が 15 秒経過する前に発生した場合、遅延アンロード プロセスは取り消されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wincrypt.h |
Library | Crypt32.lib |
[DLL] | Crypt32.dll |