IHolographicCameraRenderingParametersInterop::CommitDirect3D12Resource メソッド (windows.graphics.holographic.interop.h)

CommitDirect3D12Resource メソッドは、特定の HolographicFrame 中に HolographicCamera に関連付けられた出力でプレゼンテーション用のDirect3D 12 バッファーをコミットします。 バッファーは、このレンダリング パラメーター オブジェクトに対応する同じ HolographicCamera 上で CreateDirect3D12BackBufferResource または CreateDirect3D12HardwareProtectedBackBufferResource を呼び出すことによって作成されている必要があります。また、バッファーはレンダリング前にアプリケーションによって取得されている必要があります。

構文

HRESULT CommitDirect3D12Resource(
  ID3D12Resource *pColorResourceToCommit,
  ID3D12Fence    *pColorResourceFence,
  UINT64         colorResourceFenceSignalValue
);

パラメーター

pColorResourceToCommit

種類: ID3D12Resource*

このレンダリング パラメーター オブジェクトの取得に使用される HolographicFrame を表示するときに表示するコンテンツを含むDirect3D 12 テクスチャ リソース。

pColorResourceFence

種類: ID3D12Fence*

pColorResourceToCommit によって示されるカラー バッファー リソースでアプリの作業完了を通知するために使用されるフェンス。 colorResourceFenceSignalValue によって示される値でこのフェンスが完了すると、アプリケーションから GPU 作業キュー内のプラットフォームにカラー リソースの制御が転送されます。 プラットフォームは、このフェンスと colorResourceFenceSignalValue で示される値を使用して、カラー バッファーから読み取る GPU でのキューの処理を行います。

colorResourceFenceSignalValue

種類: UINT64

pColorResourceFence で作業完了を通知するために使用される値。 プラットフォームは、このフェンス値に依存して、カラー バッファーから読み取る GPU での作業をキューに入れます。

戻り値

S_OK 成功した場合は、失敗の理由を示す HRESULT エラー コードを返します。 COM エラー コード (UI、オーディオ、DirectX、コーデック) も参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041)
サポートされている最小のサーバー Windows Server バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041)
Header windows.graphics.holographic.interop.h