SetUserGeoName 関数 (winnls.h)
現在のユーザーの地理的な場所を、指定された 2 文字の国際標準化機構 (ISO) 3166-1 コードまたは数値の国連 (UN) シリーズ M、数値 49 (M.49) コードに設定します。
構文
BOOL SetUserGeoName(
[in] PWSTR geoName
);
パラメーター
[in] geoName
現在のユーザーに設定する地理的な場所の 2 文字の ISO 3166-1 または数値の UN M.49 コード。 オペレーティング システムで使用できるコードを取得するには、 EnumSystemGeoNames を呼び出します。
戻り値
成功した場合は TRUE 、それ以外の場合 は FALSE を 返します。
この関数が成功しない場合は、次のいずれかのエラー コードを返す GetLastError を呼び出します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
コンピューターまたはユーザーのグループ ポリシーで、この操作が禁止されています。 |
|
関数で予期しないエラーが発生しました。 |
|
パラメーター値が無効です。 |
注釈
この関数は、特定のアプリケーションではなく、特定のユーザーの地理的な場所をレジストリに書き込みます。 このアクションは、ユーザーが実行する他のアプリケーションの動作に影響します。 原則として、この関数は、ユーザーが明示的に変更を要求した場合にのみ呼び出しますが、純粋にアプリケーション固有の理由では呼び出しません。
2 文字の ISO 3166-1 コードの詳細については、「 Country Codes - ISO 3166」を参照してください。 数値の UN M.49 コードの詳細については、「 統計使用のための標準の国または市外地域コード (M49)」を参照してください。
SetUserGeoName は、Windows 設定アプリなどのユーザー設定を変更するように設計されたアプリケーションで使用することを目的としています。 他のアプリケーションでは、この関数を呼び出さないでください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10バージョン 1709 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winnls.h (Windows.h を含む) |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |