WSASetLastError 関数 (winsock.h)
WSASetLastError 関数は、WSAGetLastError 関数を使用して取得できるエラー コードを設定します。
構文
void WSASetLastError(
[in] int iError
);
パラメーター
[in] iError
後続の WSAGetLastError 呼び出しによって返されるエラー コードを指定する整数。
戻り値
この関数は戻り値を生成しません。
エラー コード | 意味 |
---|---|
この関数を使用する前に 、WSAStartup 呼び出しが正常に行われる必要があります。 |
注釈
WSASetLastError 関数を使用すると、アプリケーションは、現在のスレッドの後続の WSAGetLastError 呼び出しによって返されるエラー コードを設定できます。 アプリケーションによって呼び出される後続の Windows ソケット ルーチンは、このルーチンによって設定されたエラー コードをオーバーライドします。
WSASetLastError によって設定されたエラー コードは、SO_ERRORを使用して関数 getsockopt を呼び出して返されるエラー コードとは異なります。
この関数で使用される Windows ソケット エラー コードは、 Windows ソケット エラー コードの下に一覧表示されます。
Windows Phone 8: この関数は、Windows Phone 8 以降のWindows Phone ストア アプリでサポートされています。
Windows 8.1とWindows Server 2012 R2: この関数は、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2 以降の Windows ストア アプリでサポートされています。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8.1、 Windows Vista [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winsock.h (Winsock2.h を含む) |
Library | Ws2_32.lib |
[DLL] | Ws2_32.dll |