EnumDesktopWindows 関数 (winuser.h)

指定したデスクトップに関連付けられているすべての最上位ウィンドウを列挙します。 ハンドルが各ウィンドウに渡され、アプリケーション定義のコールバック関数に渡されます。

構文

BOOL EnumDesktopWindows(
  [in, optional] HDESK       hDesktop,
  [in]           WNDENUMPROC lpfn,
  [in]           LPARAM      lParam
);

パラメーター

[in, optional] hDesktop

最上位のウィンドウを列挙するデスクトップへのハンドル。 このハンドルは、CreateDesktopGetThreadDesktopOpenDesktop、または OpenInputDesktop 関数によって返され、DESKTOP_READOBJECTSアクセス権が必要です。 詳細については、「 デスクトップ セキュリティとアクセス権」を参照してください。

このパラメーターが NULL の場合は、現在のデスクトップが使用されます。

[in] lpfn

アプリケーション定義の EnumWindowsProc コールバック関数へのポインター。

[in] lParam

コールバック関数に渡されるアプリケーション定義値。

戻り値

関数が失敗した場合、または列挙を実行できない場合、戻り値は 0 です。

詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

失敗した場合は、コールバック関数によって SetLastError が設定されていることを確認する必要があります。

Windows Server 2003 および Windows XP/2000: デスクトップにウィンドウがない場合、GetLastError はERROR_INVALID_HANDLEを返します。

注釈

EnumDesktopWindows 関数は、最後の最上位ウィンドウが列挙されるか、コールバック関数が FALSE を返すまで、lpfn コールバック関数を繰り返し呼び出します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll
API セット ext-ms-win-ntuser-windowstation-l1-1-0 (Windows 8 で導入)

こちらもご覧ください

CreateDesktop

デスクトップ

EnumWindowsProc

GetThreadDesktop

OpenDesktop

ウィンドウ ステーションとデスクトップ関数