ACCESSTIMEOUT 構造体 (winuser.h)
Microsoft Win32 のアクセシビリティ機能に関連付けられているタイムアウト期間に関する情報が含まれています。
アクセシビリティタイムアウト期間は、オペレーティング システムが自動的にアクセシビリティ機能をオフにする前に、キーボードとマウスの入力なしで経過する必要がある時間の長さです。 アクセシビリティ タイムアウトは、複数のユーザーが共有するコンピューター向けに設計されており、1 人のユーザーが選択したオプションが後続のユーザーに不便を掛けないようにします。
タイムアウトの影響を受けるアクセシビリティ機能は、FilterKeys 機能 (SlowKeys、BounceKeys、RepeatKeys)、MouseKeys、ToggleKeys、StickyKeys です。 アクセシビリティ タイムアウトは、ハイ コントラスト モードの設定にも影響します。
構文
typedef struct tagACCESSTIMEOUT {
UINT cbSize;
DWORD dwFlags;
DWORD iTimeOutMSec;
} ACCESSTIMEOUT, *LPACCESSTIMEOUT;
メンバー
cbSize
型: UINT
この構造体のサイズをバイト単位で指定します。
dwFlags
型: DWORD
アクセシビリティ機能のタイムアウト動作のプロパティを指定するビット フラグのセット。 次の値が定義されています。
iTimeOutMSec
型: DWORD
タイムアウト期間をミリ秒単位で指定します。
注釈
uiAction パラメーターを SPI_GETACCESSTIMEOUT または SPI_SETACCESSTIMEOUT 値に設定して SystemParametersInfo 関数を呼び出すときは、ACCESSTIMEOUT 構造体を使用します。 SPI_GETACCESSTIMEOUTを使用する場合は、ACCESSTIMEOUT 構造体の cbSize メンバーを指定する必要があります。SystemParametersInfo 関数は、残りのメンバーを入力します。 SPI_SETACCESSTIMEOUT値を使用する場合は、すべての構造体メンバー を 指定します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | winuser.h (Windows.h を含む) |