GetAddrInfoExCancel 関数 (ws2tcpip.h)
GetAddrInfoExCancel 関数は、GetAddrInfoEx 関数による非同期操作を取り消します。
構文
INT WSAAPI GetAddrInfoExCancel(
[in] LPHANDLE lpHandle
);
パラメーター
[in] lpHandle
取り消す非同期操作のハンドル。 これは、GetAddrInfoEx 関数によって lpNameHandle パラメーターで返されるハンドルです。
戻り値
成功すると、 GetAddrInfoExCancel は NO_ERROR (0) を返します。 Failure は、Windows ソケット エラー コードに示されているように、0 以外の Windows ソケット エラー コードを返します。
注釈
GetAddrInfoExCancel 関数は、非同期の GetAddrInfoEx 操作を取り消します。 その結果、ユーザーの完了メカニズム (コールバックまたはイベント) がすぐに呼び出されます。 結果は返されません。 GetAddrInfoEx 非同期操作に対して返されるエラー コードは 、WSA_E_CANCELLEDに設定されます。 GetAddrInfoEx 要求が既に完了またはタイムアウトしている場合、またはハンドルが無効な場合、WSA_INVALID_HANDLEは GetAddrInfoExCancel 関数によって返されます。
基になる操作の多く (レガシ名サービス プロバイダーなど) は同期的であるため、これらの操作は実際には取り消されません。 これらの操作は、引き続きリソースの実行と消費を行います。 最後に未処理の名前サービス プロバイダー要求が完了すると、リソースが解放されます。
Windows 8.1とWindows Server 2012 R2: この関数は、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2 以降の Windows ストア アプリでサポートされています。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8.1、Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ws2tcpip.h |
Library | Ws2_32.lib |
[DLL] | Ws2_32.dll |