ICEnroll::get_RequestStoreName メソッド (xenroll.h)

[このプロパティは、Windows Server 2008 および Windows Vista では使用できなくなりました。

RequestStoreName プロパティは、ダミー証明書を含むストアの名前をICEnroll に設定または取得します。 このダミー証明書は、追加された秘密キーと共に、 証明機関 が要求を処理し、PKCS #7 で応答するまで、要求ストアに残ります。

このプロパティの既定値は "REQUEST" です。 既定値を使用しない場合は、createPKCS10 または createFilePKCS10 を呼び出す前に、acceptPKCS7 またはacceptFilePKCS7 を呼び出す前に、このプロパティを使用するストアに設定する必要があります。

このプロパティは、 ICEnroll インターフェイスで最初に定義されました。

このプロパティは読み取り/書き込み可能です。

構文

HRESULT get_RequestStoreName(
  BSTR *pbstrName
);

パラメーター

pbstrName

戻り値

なし

解説

通常、 RequestStoreName プロパティの変更は、高度なアプリケーションでのみ実行されます。 ほとんどのアプリケーションでは、この値を変更することはお勧めしません。

RequestStoreName プロパティは、次のメソッドの動作に影響します。

• acceptPKCS7
• acceptFilePKCS7
• createPKCS10
• createFilePKCS10

このプロパティを設定する機能は、証明書登録コントロールがスクリプト化されたコントロールとして実行されるときに無効になります。

例

BSTR     bstrStoreName = NULL;
HRESULT  hr;

// pEnroll is previously instantiated ICEnroll interface pointer

// get the storename
hr = pEnroll->get_RequestStoreName( &bstrStoreName );
if ( FAILED ( hr ) )
    printf("Failed getting RequestStoreName - %x\n", hr );
else
    printf( "RequestStoreName: %ws\n", bstrStoreName );
// free BSTR when done
if ( NULL != bstrStoreName )
    SysFreeString( bstrStoreName );

// set the storename
// bstrNewName is a BSTR that is previously set to a valid store name
hr = pEnroll->put_RequestStoreName( bstrNewName );
if ( FAILED ( hr ) )
    printf("Failed setting RequestStoreName - %x\n", hr );
else
    printf( "RequestStoreName was set to : %ws\n", bstrNewName );

要件