SIS を使用する利点

SIS と SIS バックアップ アーキテクチャを使用する利点は次のとおりです。

  • SIS リンクとバッキング ファイル間の接続は、バックアップ アプリケーションが SIS バックアップ API 関数を呼び出すときに、SIS アーキテクチャによって自動的に維持されます。
  • SIS 再解析ポイントの内容は、バックアップおよび復元アプリケーションに対して不透明であるため、SIS 内部へのアップグレードには、SIS API や、SIS API 関数を呼び出すバックアップおよび復元アプリケーションの変更は必要ありません。 必要なのは、Sisbkup.dll という名前の新しいバージョンの SIS DLL を使用してアプリケーションを再コンパイルすることだけです。
  • SIS はファイル システム フィルター ドライバーとして実装されているため、SIS リンクとバッキング ファイル間の接続を常に追跡します。 ファイルがバックアップおよび復元されるとき、SIS バックアップでは、そのファイルを指す SIS リンクの数に関係なく、バックアップ ファイルの 1 つのインスタンスのみがバックアップおよび復元されることが保証されます。