Win32_Share クラスの Delete メソッド
DELETEWMI クラス メソッドは、共有リソースへの接続を切断して、サーバーの共有リソースの一覧から共有名を削除します。
このトピックでは、マネージド オブジェクト形式 (MOF) 構文を使用します。 このメソッドの使用方法の詳細については、「メソッドの 呼び出し」を参照してください。
構文
uint32 Delete();
パラメーター
このメソッドにはパラメーターはありません。
戻り値
次の一覧に記載されている値の 1 つ、またはエラーを示すその他の値を返します。 その他のエラー コードについては、「 WMI エラー定数 」または 「WbemErrorEnum」を参照してください。 一般的な HRESULT 値については、「 システム エラー コード」を参照してください。
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成功 (0)
-
アクセスが拒否されました (2)
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不明なエラー (8)
-
無効な名前 (9)
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無効なレベル (10)
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無効なパラメーター (21)
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共有の重複 (22)
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リダイレクトされたパス (23)
-
不明なデバイスまたはディレクトリ (24)
-
ネット名が見つかりません (25)
-
その他 (26 4294967295)
注釈
Delete メソッドはオブジェクト メソッドであり、クラスのインスタンスで使用されます。
メソッドを正常に実行できるのは、Administrators または Account Operators ローカル グループのメンバー、または Communication、Print、または Server オペレーター グループ メンバーシップを持つメンバーだけです。 Print 演算子は、プリンター キューのみを削除できます。 Communication オペレーターは、通信デバイス キューのみを削除できます。
例
次の VBScript コード サンプルでは、指定した共有を削除します。
On Error Resume Next
ComputerName = InputBox("Enter the computer name:", "Delete Share", "localhost")
SName = InputBox("Enter the name of the share:", "Delete Share")
Set Shares = GetObject("winmgmts:\\" & ComputerName & _
"\root\cimv2").ExecQuery("SELECT * FROM Win32_Share WHERE name = '" & SName & "'")
For Each Share in Shares
Share.Delete()
Next
次の PowerShell コード サンプルでは、空の共有を削除します。
$Shares = Get-WMIObject Win32_Share | Where {$_.Name -eq ""}
Foreach ($Share in $Shares) {
$Share.Delete()
}
"{0} blank shares found and removed" -f $shares.count
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 |
名前空間 |
Root\CIMV2 |
MOF |
|
[DLL] |
|