JavaおよびVisual BasicでのCOMエラー処理
JavaまたはMicrosoft Visual Basicでプログラミングするときに、COMでエラー処理を提供するために使用できる3つのインターフェイスと3つの関数があります。 JavaとVisual Basicでは、メソッド呼び出しは戻り値としてHRESULTを返しません。 代わりに、これらの言語はCOMのインターフェイスと関数を使用してHRESULTの値を取得し、エラーや例外を処理します。 (例外とは、ファイルの問題や無効なパラメータなど、プログラムが制御できないイベントのことです。)
以下の表に、HRESULTをサポートする3つのインターフェイスが簡単に説明とともにリストアップされています。
インターフェイス | 説明 |
---|---|
ICreateErrorInfo |
エラー情報を設定します。 |
IErrorInfo |
エラーオブジェクトから情報を返します。 |
ISupportErrorInfo |
IErrorInfoインターフェイスをサポートするオブジェクトとして識別します。 |
以下の表に、HRESULTをサポートする3つの関数を簡単にリストアップし、説明しています。
インターフェイス | 説明 |
---|---|
CreateErrorInfo |
ジェネリックエラーオブジェクトのインスタンスを作成します。 |
GetErrorInfo |
現在の論理スレッドでSetErrorInfoによって設定されたエラー情報ポインターを取得します。 |
SetErrorInfo |
現在の実行スレッドのエラー情報オブジェクトを設定します。 |