MIDL のコンパイル
1 つ以上の COM インターフェイスとタイプ ライブラリを定義する IDL ファイル (Example2.idl など) を指定すると、MIDL コンパイラ (Midl.exe) は、次の表に示すファイルを既定の出力として生成します。
ファイル名 | 説明 |
---|---|
Example2.h |
ヘッダー ファイルには、IDL ファイルで定義されているすべてのインターフェイスの型定義と関数宣言、およびスタブが呼び出すルーチンの前方宣言が含まれています。 |
Example2_p.c |
プロキシ/スタブ ファイル。クライアントとサーバーの両方のサロゲート エントリ ポイントが含まれます。 |
Example2_i.c |
インターフェイス ID ファイル。IDL ファイルで指定されたすべてのインターフェイスの GUID を定義します。 |
Example2.tlb |
タイプとオブジェクトに関する情報を含む複合ドキュメント ファイル。 |
Dlldata.c |
プロキシ/スタブ DLL を作成するために必要なデータが含まれています。 |
ヘッダー ファイルとすべての .c ファイルを使用して、クライアント アプリケーションとオブジェクト サーバーの両方で使用されるインターフェイスをサポートできるプロキシ DLL を作成します。 インターフェイスを使用するクライアント アプリケーションの実行可能ファイルを作成する場合は、インターフェイス ヘッダー ファイル (Example2.h) とインターフェイス ID (Example2_i.c) ファイルを使用します。 タイプ ライブラリ ファイルを EXE または DLL のリソースとして含めるか、別のファイルとして配布するかを選択できます。