ROTFlags

実行オブジェクトテーブル (ROT) へのCOMサーバーの登録を制御します。

レジストリ エントリ

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\AppID
   {AppID_GUID}
      ROTFlags = flags

解説

これはREG_DWORD値です。

フラグ値 定数
0x1 ROTREGFLAGS_ALLOWANYCLIENT

 

ROTREGFLAGS_ALLOWANYCLIENT の説明

COM サーバーが ROT に登録し、任意のクライアントが登録にアクセスできるようにする場合は、ROTFLAGS_ALLOWANYCLIENT フラグを使用する必要があります。 DCOM サービス コントロール マネージャー (DCOMSCM) は、このフラグに対してスプーフィング チェックを適用するため、「Activate As Activator」COM サーバーは ROTFLAGS_ALLOWANYCLIENT を指定できません。 そのため、Windows Vista 以降では、COM は ROTFlags レジストリ エントリのサポートを追加します。これにより、サーバーは ROT 登録を任意のクライアントで使用できるようになります。

エントリは、HKEY_LOCAL_MACHINE ハイブに存在する必要があります。 このエントリは、ROTFLAGS_ALLOWANYCLIENT が RunAs サーバーに提供するものと同じ機能を備えた「Activate As Activator」サーバーを提供します。

AppIDキー

COM サーバーの登録

COM でのセキュリティ