EM_CHARFROMPOS メッセージ
編集コントロールのクライアント領域内の指定したポイントに最も近い文字に関する情報を取得します。 このメッセージは、編集コントロールまたはリッチ エディット コントロールのどちらかに送信できます。
パラメーター
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wParam
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このパラメーターは使用されません。
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lParam
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コントロールのクライアント領域内のポイントの座標。 座標は、コントロールのクライアント領域の左上隅を起点とした相対座標であり、単位は画面単位です。
リッチ エディット コントロール: 水平座標および垂直座標を含む POINTL 構造体へのポインターです。
戻り値
リッチ エディット コントロール: 戻り値は、指定したポイントに最も近い文字の 0 から始まる文字インデックスを指定します。 指定したポイントが編集コントロールの最後の文字を超えている場合、戻り値は編集コントロールの最後の文字を示します。
編集コントロール: LOWORD は、指定したポイントに最も近い文字の 0 から始まるインデックスを指定します。 このインデックスは、行の先頭ではなく、コントロールの先頭を基準にしています。 指定したポイントが編集コントロールの最後の文字を超えている場合、戻り値はコントロールの最後の文字を示します。 HIWORD は、文字を含む行の 0 から始まるインデックスを指定します。 1 行の編集コントロールの場合、この値は 0 です。 指定したポイントが行の最後の可視文字を超えている場合、インデックスは行区切り記号を示します。
解説
リッチ エディット: Microsoft Rich Edit 1.0 以降でサポートされています。 リッチ エディットのバージョンとさまざまなシステムのバージョンの互換性については、「リッチ エディット コントロールについて」をご覧ください。
ポイントが lParam として EM_CHARFROMPOS に渡され、そのポイントが編集コントロールの境界外にある場合、lResult は (65535,65535) になります。
要件
要件 | Value |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
ヘッダー |
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関連項目
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リファレンス
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その他のリソース