EM_GETHANDLE メッセージ
複数行の編集コントロールのテキストに現在割り当てられているメモリのハンドルを取得します。
パラメーター
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wParam
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使用されません。は 0 である必要があります。
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lParam
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使用されません。は 0 である必要があります。
戻り値
戻り値は、編集コントロールの内容を保持するバッファーを識別するメモリ ハンドルです。 メッセージを 1 行の編集コントロールに送信するなど、エラーが発生した場合、戻り値は 0 になります。
注釈
関数が成功した場合、アプリケーションは、戻り値を HLOCAL にキャストして LocalLock に渡すことによって、編集コントロールの内容にアクセスできます。 LocalLock は、ANSI 関数と Unicode 関数のどちらがコントロールを作成したかに応じて、 CHARs または WCHARの null で終わる配列であるバッファーへのポインターを返します。 たとえば、 CreateWindowExA が使用された場合、バッファーは CHARs の配列ですが、 CreateWindowExW が使用された場合、バッファーは WCHARs の配列になります。 アプリケーションでバッファーの内容が変更されない場合があります。 バッファーのロックを解除するために、アプリケーションは、編集コントロールが新しいメッセージを受信できるようにする前に LocalUnlock を呼び出します。
Note
バージョン 6 Comctl32.dllの場合、ANSI 関数と Unicode 関数のどちらが編集コントロールを作成したかに関係なく、バッファーには常に WCHARの配列が含まれます。 DLL のバージョンの詳細については、「 共通コントロールバージョン」を参照してください。
アプリケーションが EM_GETHANDLEによって課される制限に従うことができない場合は、 GetWindowTextLength 関数と GetWindowText 関数を使用して、編集コントロールの内容をアプリケーション指定のバッファーにコピーします。
リッチエディット:EM_GETHANDLE メッセージはサポートされていません。 リッチ エディット コントロールでは、テキストは単純な文字配列として格納されません。
要件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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関連項目
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参照
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その他のリソース